認知症の人と家族の会は京都に本部を置き、全国47都道府県に支部を持つ全国組織です。会員数は約1万人、神奈川県支部には約370名の方が入会されています。
活動の三本柱は「会報」「電話相談」「つどい」です。
神奈川県支部では、本部発行の会報『ぽーれぽーれ』を毎月、支部会報を奇数月に会員の皆さまへお届けしています。電話相談では、神奈川県・横浜市からの委託を受け「認知症コールセンター」を運営し、年間約2,600件の相談に応じています。
また、つどい・認知症カフェは県内各地で開催しており、昨年度は78回実施しました。そのうち「若年性認知症本人と家族のつどい・本人のつどい」は4カ所で計23回開催しています。
神奈川県支部では、若年性認知症と診断された本人と家族の支援に早くから取り組んできました。第1回は2001年に「若年期痴呆のつどい」を開催しました。当時は若年性認知症がほとんど知られていない時代でした。2004年には「痴呆症」から「認知症」へ呼称が変更されました。2005年からは定期開催を開始しました。若年性認知症の人の居場所がほとんどなく、本人と家族の声から、夫婦で参加できる「木曜会」(月2回)も生まれました。
その後、活動は広がり、「よこすかのつどい」「よこはま北部のつどい」「よこはま南部のつどい・笑風の会」「本人の会・やまゆりの会」など、地域に根ざした場が増えています。
つどいでは、ご本人はサポーターと一緒に話し合いや音楽、ゲームなどを楽しみながら交流します。ご家族は介護者同士で語り合い、理解し合い、仲間づくりができます。また、神奈川県支部代表の杉山医師や介護経験者との懇談を通じて、医療・介護・制度など多方面からのアドバイスを受けることもできます。
これらの活動は、ご本人・ご家族それぞれにとって大切なピアサポートの場となっています。




